今のご時世だからこそよく利用されるのがデリバリーサービスであり、近年ではUberEATSが身近な存在になっています。注文する側はスマートフォンのアプリやウェブサイトから簡単に注文することができ、注文された飲食店は料理を作り、マッチングした配達パートナーに渡すことで、料理を注文者の元まで届けてくれる仕組みになっています。自社のサービスではデリバリーを行なっていないお店でも、このサービスを利用することにより様々な人に料理を注文してもらうことができるので、売り上げアップに繋がることが可能です。

多くのお店との提携し、スピーディな到着が可能になるのも利点であり、宅配業者ではなく今近くにいて時間が空いている人が一時的に配達パートナーになるので、スムーズでありなおかつスピーディーな宅配が実現します。必要なタイミングだけ配達してくれる人材を確保することができるので、人件費の削減に役立つのも良い点です。お店側は登録するだけで宅配を簡単に行なってもらえて、初期投資費用も安く済ませることができるので、事業拡大を考えている人もチャレンジしやすいのも良い点であり、お店に食べに来てもらうことが難しい状況でも売り上げ確保に繋げられます。

飲食店に入店した客が食券を購入して料理を注文し、出来上がったら自分で専用のカウンターに取りに行き、食べ終わったら食器を自分で返却口に持って行くというのが一般的なセルフサービスの流れです。

このサービスを導入するメリットはいくつかありますが、客が自分で料理を運んだり食器を下げたりするので人件費の節減が出来ます。店員は厨房内の業務や清掃に集中できるため、労働負担が軽減されるところも利点です。節減した費用を料理の品質向上や内装の充実にあてるなどし、店舗のサービス品質を上げることも出来るでしょう。客側には、自分で注文するのでオーダーミスや間違った料理が運ばれて来るというトラブルが起こりにくくなるというメリットがあります。

一方、サービス導入の注意点としては、料理提供や食器返却のためのカウンターを設置する工事や券売機の導入など初期投資が必要なことです。店舗の構造によっては、客の流れが良くなるようにリフォームする必要もあるかもしれません。客との対面時間が少なくなるため、接客態度に好感をもって再来店したり口コミで客が増えるといった機会は少なくなる可能性もあります。また、はじめて来店した客がサービスの仕組みを認識できず、その都度、店員が説明する手間が発生することもあるでしょう。