近年、集客や販売促進のために、ホームページやSNSが使われるケースが増えました。一方で顧客に合わせた内容で訴求できるというメリットから、並行してDMを活用している企業も少なくありません。
DMは、顧客の反応によって内容を変更したり、カタログや試供品を添付したりといった工夫ができるダイレクトマーケティングの一種です。低コストで高いマーケティング効果を見込める、費用対効果が高い施策として知られています。
マーケティング効果が高いDMを作るポイント
DMの制作は、どれほど目を引くかといった「デザイン」と、どれほど訴求力があるかといった「内容」の2つがとても重要です。デザインに魅力がなければ読まれずに捨てられてしまいますし、内容に魅力がなければ記憶に残りません。そこで今回は、マーケティング効果が高いDMを作るポイントを、デザインと内容に分けて解説します。
【デザイン】
文字のみのDMより、イラストや写真を使用したほうが目を引きます。この時、商品の写真やイラストを使用したくなりますが、それよりも商品を利用することで得られる恩恵をイメージできる写真を掲載すると、顧客への訴求効果が高まります。
他には、ターゲットとなる顧客をイメージした写真もよく使われます。例えば学生服について訴求するならば制服を着た中学生や高校生、メイク用品について訴求するならば若い女性の写真といった感じです。
写真の他には、鮮やかな色を使うことでも顧客の目を引くことができます。
【内容】
DMは掲載できる情報が少ないため、商品の特徴を詳細に説明するよりは、訴求力のあるキャッチコピーや、商品のメリットを簡潔に記載したほうが顧客の関心を引くことができます。商品に興味を持ってもらった時のために、問い合わせ先を記載しておくと反応を得やすくなります。
デザインや内容さえ決まれば、無料のアプリケーションやソフトを使用して自社でもDMを制作できます。様々な無料アプリケーションやソフトが提供されているので、調べてみてください。
印刷は専門会社への依頼でスピーディーに
自社で制作する場合も、印刷は専門の会社に依頼する企業が多いです。なぜならDMは多くの顧客に対して発送するため、印刷する枚数も何百枚、何千枚になります。特に宛名を印刷する場合、大変な負担になり時間もかかります。専門の会社ならば、専用の機械を所有していることがほとんどなので、作業の負担を軽減しつつ、スピーディーに印刷ができます。
DMの印刷は、印刷会社に依頼する場合もあれば、制作から発送までの一連の作業を代行しているDM会社に依頼する場合もあります。DMの発送にかかる送料を安く抑えるという点では、印刷から発送までをDM会社に一貫して依頼してしまう方法がおすすめです。
印刷から発送までの作業を請け負っているDM会社には、メールカスタマーセンター株式会社があります。DM印刷のみの発注もできるので、従業員の負担やコストを考慮し、自社に合わせて作業を依頼しましょう。